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    kläuse (クロイゼ)との出会い

    作り手との出会いに恵まれていることを日々実感していますが、また新たに嬉しい出会いがありました。

     

    自分は作り手では無いから、PEOPLEに並べたい物を探す時、洋服でもバッグでも何でも、具体的に素材や形のイメージは持っていないのですが、抽象的にこういう感じの物があったら良いなあというイメージは常にあります。

     

    特にリュックは長い間、その抽象的にイメージしていた形があったというか、こんなリュックあったら良いのになあと思い続けていました。

     

    昨年の秋頃の東京出張の際、少しだけ時間があったので、たまに覗かせてもらっている尊敬するお店にフラッと立ち寄った時に、そのリュックが目に飛び込んできました。

    ぼんやりしていたイメージが、はっきりと形になった瞬間というか、「これだ!」みたいな高揚感がありました。
    ただその時は、時間が無くて、構造だったり、ブランド名とかをはっきりとは把握できませんでした。

     

    しかし、ブランド名がすぐ分からなかったというのもすごく良くて。
    レザーにブランド名が主張して型押ししてあるものがとにかく苦手なんです。
    これさえ無かったならなあと思う事が多すぎる。

     

    次の東京出張の時に出会えたら、もう一回見たいなあなんて思ってたら、今年に入って、嬉しいメールがPEOPLEに届きました。
    メールを開いた瞬間、これはあの時のあれだ…と、すぐに思い、連絡を取らせていただきました。

     

    コロナじゃなかったら、すぐにでも東京に行くところですが、メールや電話のやりとりを経て、サンプルを送っていただく事に。
    届いたサンプルを開いた時も、丁寧に、そして考え抜かれた物を拝見して、電話やメールでのやりとりの中のお人柄というか、情熱が繋がった瞬間でした。

     

     

    -kläuse-

    東スイス地方の風習でシルベスター(大晦日)に行われる祭典、「シルベスタークロイゼ」でマスクをつけて歩く精霊の偶像を”クロイゼ”Kläuseと呼び、「美 «Schöne»」「醜い «Wüeschte»」「自然(または森)« Natur(Wald) » 」という3つの偶像が町を練り歩く習慣があります。

     

    その祭りの名前や雰囲気を直感的に気に入ったというのが一番大きいのですが、”クロイゼ(kläuse)”という偶像が、長年の間に東スイス地方で生きてきた人々の内面(情熱や誇り、希望など)から出てきたように、自分の感じた、ありのままを製作したいという思いや、美しいものをより美しくというよりも、それら(素材やパターンニング、縫製、今の雰囲気など)を自然なかたちで表現したいという思いがあり、この名前を付けました。

     

    簡単に要約すると、自分の思いに対する妥協のない物作りをしたいということです。

     

    kläuse / Leather Back Pack
    kläuse / Leather × Belarusan Linen Back Pack

     

    そう、こちらがその時に出会ったkläuse (クロイゼ)のバックパック。
    滲み出る空気に一瞬に心を掴まれました。

     

    黒は、タンニン鞣しを施したアニリン加工、馬革の上部パーツと、生後約2年の牝牛の皮(カウハイド)にタンニン鞣しを施し、オイルを多めに浸み込ませた下部パーツからなる革のバックパック。

     

    リネン生地のベージュは、ベラルーシで栽培~収穫~生地まで一貫生産された厚手のリネン生地の上部パーツと、生後約2年の牝牛の皮(カウハイド)にタンニン鞣しを施し、オイルを多めに浸み込ませた下部パーツからなる革のバックパック。

     

    実は、ひと月程前に届いていたのですが、使い込んだ革の風合いの変化をたしかめたくて、この時期のご紹介となりました。
    まだまだこれから良い風合いが出そうですが、着用している写真は一ヶ月程使用しているものになります。

     

     

    素材選びから、機能まで、本当に考え抜かれていて、機能的な部分も、シンプルなデザインとして際立っています。
    素材の事 etc は、オンラインショップの商品詳細に記載しておりますので、そちらを是非ご覧ください。

     

    ブログでは、着用写真を中心にご紹介。

     

     

    大きすぎず、小さすぎず、男女共にちょうど良い大きさ。
    容量も十分。
    背負ったまま、良く使う財布やスマホは、左側の背裏のポケットに出し入れができます。
    シンプルで機能的。

     

     

    kläuse / Tote Bag “square” (Large)
    Color.  Natural , Off White

     

    こちらも、シンプルかつデザインと機能性が両立した四角形のトートバッグ。
    肩にかけるのはもちろん、斜め掛けもできるハンドルの長さも絶妙。
    洋服と同じぐらいトートバッグに目が無くて、数多くの生地のバッグを所有していますが、このデザインもとても気に入りました。

     

     

    こちらのオフホワイトは、帆布生地。
    糸は通常の帆布に使用される太番手ですが、立体的に織るため、ふわふわと柔らかく強度のある生地に仕上がっているそう。
    明るいブラウンレザーと柔らかい帆布生地の調和がとても良いです。

     

    二つのハンドルで斜め掛けした時のフィット感というか、使いやすさも是非体感していただきたい。

     

     

    こちらは、バックパックと同じベラルーシリネンを使用した、ナチュラルカラー。
    味のある風合い。

     

    素材の風合い、形状もさることながら、最も気に入ったのは、ハンドルの位置。
    ボタンや、ファスナーが無くとも、口が閉じる仕様と、デザイン性の両立が素晴らしいです。

     

     

    PEOPLEにまた新たに大事にしていきたいブランドが加わりました。
    kläuse (クロイゼ)というブランド名が名付けられた背景や思いも大事にしながら展開していきたいと思います。
    店頭、オンラインショップ共にご紹介致しております。

     

    長い年月を共にしていきたい、素晴らしいバッグです。
    多くの方に手に取っていただきたいです。

     

    [kläuse]ブランドページ

    hiraku_fujikawa

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    hiraku_fujikawa

    PEOPLE代表。洋服が生活にもたらす力を信じています。